あの世の世界に近いお寺や神社の関係者は霊感があると思われている方が多くみえます。 そのような方もお見えであれば、そうでない方もお見えになります。 私はどちらかといえば後者です。 そんな私の体験した話です。 本堂裏に代々住職の御位牌と写真があります。 毎朝、そこで手を合わせます。 先日、棚にのっている先代住職の写真が少し横に向いていました。 お水や花を換えたときや掃除の時に写真にふれてしまったのかなと思い、写真を正面に向くように直しました。 その翌朝、先代の写真を見ると、また横を向いている。昨日よりも横を向いている。 気づかない程度の小さな地震で動いたかなと思い、また正面にその写真を戻す。 さらにその翌朝、先代の写真が棚から落ちそうになっているくらいに横を向いている。 いよいよこれは何かあるなと思いました。 なんだろうと思って考えてみる。私の身に何か起きるのを教えてくれているのだろうか、先代にまつわる何かがあるのだろうか、考えてみても思いつかない。 先々代の回忌法要が近かったのをふと思い出しました。調べてみると少し過ぎておりました。もしかしたらそれではないのかと思い、準備をし、回忌法要をおこないました。 それ以来、先代の写真は動いていません。 きっと先代が回忌法要を忘れているからすぐやりなさいと伝えてくれたのでしょう。 私たちが生まれてきたのは父と母はもちろんのこと、祖父や祖母などのご先祖様がいたからこそだと思います。 私たちが生を受け、現在まで生きていることをご先祖様に感謝するのが回忌法要であると思います。 節目節目にはご先祖様に手を合わせ、近況報告をし、感謝をお伝えください。 私も再度そのあたりを見直し、日々を送りたいと思います。 住職 正則 九拝