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大晦日だよ筑前煮

2021年12月31日  筑前は福岡県西部の旧地名、筑前煮は福岡では「がめ煮」ともいい、がめくりこむ(寄せ集める)という方言からきているともいわれています。  大晦日の今日、正月のおせち料理づくりの一つとして、筑前煮を作りました。  鶏肉、こんにゃく、タケノコ、ゴボウ、レンコン、ニンジン、シイタケ、クワイ、スナックエンドウを入れました。  クワイが入っているのはこの時季ならではです。  しっかり煮込み、味を食材にしみこませ、完成です。  年末の料理になぜ筑前煮を紹介したか?  それは私が筑前煮を愛しているからです。  愛知県人である私は福岡県人よりもこの筑前煮を愛していると言っても過言ではありません。  なぜそんなに好きなのか?  私は色々な料理をちょこちょこと食べるのが好きなんです。  筑前煮は食材がたくさん入っており、一度にそれらを食べることができるのです。  私にとってはこんな機能的かつ理想的な料理は他にはないのです。  私はお米でもお酒の方ではなく、ご飯の方が得意で、今日の夜はこの筑前煮を肴にご飯を食べまくりたいと思います。  今年も新型コロナの影響で、色々制限がありました。  明日、年が明けたとしても急にはその流れは良くはならないと思いますが、徐々に良くなっていき、なるべく早く元の生活に戻るようにお祈りをしたいと思います。  明けない夜はありませんし、夜があれば必ず朝がやってきます。  来年こそはそんな清々しい一年になるといいなと思います。  本年も透玄寺を愛していただきまして、ありがとうございます。  来年もよろしくお願いをいたします。  良いお年をお迎えください。

冬はおでんでしょ

2021年11月27日(土)  朝、布団から出るのがイヤになるくらい部屋の空気が冷たく感じます。  日が出ている時間帯は過ごしやすいときもありますが、朝晩は体がキュッとなるような寒さになってきました。  この寒気こそが冬の定番の鍋物料理をより美味しく感じさせてくれます。  冬の鍋物といえば私にとってはおでんです。  実家がかまぼこ屋を経営している知人にとっては、おでんは冬に限らず食事の定番メニューだったと教えてくれたことがあり、うらやましいとは思いましたが、年中というよりは冬だからこそより美味しく感じるのではないかと思い返したことがあります。  そこで今回はおでんを作りました。  具材はシンプルに大根、昆布、こんにゃく、白滝、ハンペイ、卵。  出汁は市販のものは使わず、私の極秘レシピです(一般的なもので隠し味などはありません)。  具材にゆっくりしっかり味がしみこむように、少し出汁はやさしめの味にしてあります。  牛すじこそがミソで、牛すじをたくさん入れておくことで味がしっかりと付きます。  煮込むことで牛すじは柔らかくなり大変美味しいです、一石二鳥です。  こんにゃくは薄めに切り、すじ目を入れることで、食べやすくしてあります。  料理はやはり一手間ですね。  おでんといえば、大根です。  分厚く切り、角を面取りします。  じっくり煮込むことで、具材の味がしみ、その大根を口に入れると、じわっと出汁が口の中に広がる。  まさにおでんの醍醐味です。  今回もお手伝いいただいた皆様と一緒に食べました。  おでんには味噌をかけますか、それともからしでしょうか。  あなたはどちらですか。  私は断然当然、味噌をかけます。

サツマイモの季節です

 カーラジオから、女性全員サツマイモが大好きなんです、と女性パーソナリティーが話していました。私は男ですがサツマイモ大好きです。  サツマイモは江戸時代に琉球から薩摩にわたり、全国に広がっていったようです。高温や乾燥に強く、やせた地でも丈夫に育つ植物で、江戸時代の飢饉などに備え、普及していったのではないでしょうか。  先日、信者様より、自分で育てているサツマイモをいただきました。  焼き芋では能がないので、少し手を加えてみました。  1つ目、サツマイモチップス。  薄く切って、素揚げをしました。  ポテトチップスは塩味ですが、サツマイモチップスはほんのり甘いのが特徴です。  パリパリで美味しいです。  2つ目、芋ケンピ。  短冊状に切ったサツマイモを油で揚げ、砂糖をからめたものです。  今回は通常の短冊よりも細く切りました。  細く切ることでサクサクとした触感でいつもと違った美味しさがあります。  ほんのり甘いサツマイモを食べるとほっこりとした温かい気持ちになります。  やっぱり私はサツマイモは焼き芋にするのが一番美味しいのかなと思いました。

秋の味覚を楽しむ

 秋を感じますか。  確かに8月に比べると風が心地よくなり、過ごしやすくなっているのは感じますが、7月から雨が多く、何だかすっきりしない夏が続き、秋もそんな感じが継続している気がします。  せめて食べるものくらいは秋を感じたいと感じ、今回のテーマは秋を感じるで料理をつくりました。  野菜をふんだんに使った混ぜご飯と豚汁です。  そろそろ豚汁も美味しい季節となってきました。  お寺らしいシンプルな料理です。  しかし、これで終わらないのが透玄寺流。  海老、しいたけ、さつまいも、しし唐、野菜のかき揚げの天ぷら。  キャベツや玉ねぎなどの野菜をふんだんに使った鮭のちゃんちゃん焼き。  タコとわかめの酢の物、かぼちゃの煮物、どんどん作ってしまい、これだけの料理ができました。  食欲の秋ですね。  混ぜご飯と豚汁は大盛でお代わりをしました。  ごちそうさまでした。

夏の終わりの調和

 今夏はお盆時期に雨が多かったです。  おかげでお盆参りが汗だくになるということは少なかった気がしますが、8月下旬になって夏本番かなって思うくらい暑いです。  こんなときは食欲減退にもなるので、辛いものを食べて体の中に刺激を入れる方がいいのですが、私は辛いものが好きですが、あまりにも辛いものは食べることができません。  麻婆豆腐が好きでよく中華料理さんで注文します。美味しいのですが辛すぎて、水を飲んでるのか、麻婆豆腐を食べているのか分からないときがあります。  辛いものを食べたいけど、辛すぎるというものは嫌なので、やはり作るしかないということで、今回は、冷やし担々麺を作りました。  麺は素麺を使いました。  具材は、肉そぼろ、海老、ゆで卵、カニカマ、チンゲンサイ、しめじ、もやし。  私好みですので、少し甘めのスープに仕上げました。  スープの味が物足りない場合はラー油を一回しくらいたらすといいかもしれません。  具材もしっかり入れたので、どこか冷やし中華のような感じもし、栄養満点です。  素麺なのでするする口の中に入っていくし、ごまスープの中華料理風の味が食欲をそそります。  麺とスープ、具材の味がバランス良く、素晴らしいハーモニーでした。  まさに、夏の終わりのハーモーニ♪  真夏の麺、この味を、いつまでもずっと忘れずに

土用の丑は牛丼で

 梅雨時期がぐずついておりましたが、暑い夏がじわじわやってきました。  令和3(2021)年の土用の丑は7月28日ということで、どこの家庭でもこの時くらいはウナギを食べるかと思うのではないでしょうか。  そもそもウナギの旬は夏ではなく、秋から冬にかけてらしいです。  その昔、夏にウナギが売れないウナギ屋さんが困り、平賀源内の知恵で「本日土用の丑の日」という看板を出してウナギが売れたという話があります。  透玄寺では土用の丑にちなんで、ウナギではなく牛を使った料理でこの夏を乗り越えようと考えました。  今回は今夏を元気に過ごすためスタミナたっぷり牛丼に胃腸にもやさしいおかずを添えました。  まずはメインは牛丼です。  すき焼き用の渥美牛をさっと湯がいてから、甘辛く煮ます。どちらかというと味は甘めにすると食べやすいと思います。  ジャガイモとタマネギの味噌汁、キュウリの酢の物、冷や奴。  煮物は、ダイコン、シイタケ、ハンペイ、トマト、落花生、あっさりとした味で仕上げました。  蒸しナスの味噌がけ、昨年末に仕込んだキムチ。  いかがでしょか?  これで夏をばっちり乗り切れるのではないでしょうか。  暑い日が続くと、素麺などのあっさりとしたものを好みがちになりますが、多少は味の濃いものなどを口に入れないと体力が減退がちになります。  そう考えると、冷やし中華は具材が豊富で栄養もしっかりとれ、冷たい麺であっさり食べることができます。  もしかしたら、土用の丑じゃないけど、暑い夏には中華料理屋さんに足が向かないので、中華料理屋の店主が、「冷やし中華はじめました」という看板をだすようになったのかもしれませんね。  私は牛丼を食べ、元気もりもりで夏を突っ走ります。  お手伝いいただいた皆様、ありがとうございます。  次回8月はやっぱり素麺か?  乞うご期待!

梅雨のカレーライス

 今年は例年よりも早く梅雨入りしました。  梅雨になると、どんよりとした空とじめじめとした空気、こんな時期は食欲が減退しがちです。  今月はそんなときにお勧めなメニュー、カレーライスをつくりました。  カレーライスはいつもよりご飯を多く食べることができます。また野菜や肉などを煮込んだカレールーは最高の栄養となります。  今回は、お手伝いいただいた皆様の好みを聞いてトッピングを用意しました。  トッピングなしのカレーです。  ただ、いつもよりタマネギを多めに入れてあります。  煮込むことで甘くなったタマネギは本当に美味しいです。  ピーマン、エリンギ、ズッキーニの焼き野菜カレー、夏を感じます。  野菜カレーはヘルシーで女性に大人気です。  カレーのトッピングといえばやっぱりトンカツ。  大ぶりのカツを用意しました。  子ども、男性にはこれが一番、ガッツリ食べるならカツカレー。  カレールーをおすそ分けした方から写真をいただきました。  私が撮る写真よりも美味しそうに見えます。カツカレーにしたようですね。  その方からメッセージもいただきました。  和尚、カレーをいただきまして、ありがとうございます。  早速、夕食でカツカレーにして食べました。  市販のルーを使っているのですか、それとも秘伝のスパイスがあるのでしょうか。  最近食欲がない私でしたが、美味しくて、おかわりをしました。  カツカレーを食べると、小学6年の修学旅行で京都の嵐山に行った際、予定もおして時間がない中、レストランで食べたカツカレーがとても美味しかったことを思い出します。  どこにである普通のカツカレーだったのでしょうが、きっとお腹が空いていて、いつも以上に美味しく感じたのだと思います。  修学旅行の思い出はほとんど覚えていませんが、あのカツカレーが美味しかったことは30年以上前のことでも忘れません。  今、コロナウィルスで子どもたちが修学旅行や林間学校などの行事が行えない状況を見て、私が修学旅行で感じたような些細な経験すらできないのかと思うと悲しい気持ちになります。  和尚からいただいたカレーを食べ、私も新型コロナウイルスを吹き飛ばします。  早くこのコロナがなくなり、マスクなしの生活に戻り、皆が笑顔で過ごせることをお祈りいたしております。  ごちそうさまでした。  追伸:今度こそ和尚がつくる美味し...

たまごやきと天ぷら

 ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか。  政府や自治体より外出はなるべく控えて欲しいとの要請がありましたので、ほとんどの方は自宅もしくは自宅近辺でお過ごしになったのではないでしょうか。  なんだか晴れ晴れとしない日々です。  今月はそんな晴れない気持ちも相まって、先月同様に何も思いつかず、普段作っているものをピックアップして、投稿いたします。  私が大の得意としているたまごやきです。  今回、出汁は使わず、紅ショウガと絹さやを入れ、作りました。  普段見慣れた黄色のたまごやきに、違う色が入ると、鮮やかで、華やかになります。  お次は、鶏のささみとサツマイモを天ぷらにしました。  鶏のささみは、ハッセルバックという切り方で切れ目を入れました。  これで食べやすくなります。  実は私、サツマイモの天ぷらが大好きで、天ぷら=サツマイモくらいなのです。  今回は塩で天ぷらをいただきました。  とても美味しかったです。  6月は梅雨時期ですので、梅雨のけだるさを吹き飛ばすようなエネルギッシュな料理を作りたいと思っております。

餃子が食べたくなって

 コロナ禍で活動制限が続いておりますが、年度始まりはドタバタするものです。  私も世の中の人々同様、格段に忙しいわけではないですが、あれやこれやとし、時間を上手に使えない日々を送っております。  そんな日々を送っておりますと、4月といえば・・・などというような料理が思いつかず、ふと餃子が食べたくなり、それを今月の料理として挙げてしまえという運びとなりました。  餡を作り、餃子の皮で包みます。  この包みの作業って簡単なようで難しく、難しいようで簡単な気がします。  要は慣れということを言いたいのです。  どうでしょうか、100個ほどは作ったと思います。  フライパンに円上に並べ焼きます。  焼き目がきれいだと美味しそうに見えるものです。  完成です。  餃子の円の真ん中にもやしを盛り付けると、浜松餃子のようになりますね。  タレはポン酢がいいと思います。  ポン酢と大根おろしで食べるとあっさり食べることができます。  餃子があまり好きではない知人にこの食べ方を教えたら、それから餃子が好きなったそうです。  また、孤独のグルメというテレビドラマを見ていたら、酢とコショウ、ラー油で食べていました。この食べ方も美味しいです。  今回はスタンダードにポン酢とラー油で、大変美味しくいただきました。

ひな祭りのちらし寿司

  3月3日は桃の節句です。  ひな祭りなので1か月ほど前より雛人形を本堂に出しました。  ひな人形は2月初旬に出し、ひな祭りが終わる3月5日ごろに片付けるのが縁起が良いといわれています。  今月はお供え物として、ちらしずしを作りました。  酢飯には、しいたけ、にんじん、タケノコ、レンコンなどを混ぜ込みました。  薄焼き卵を切り、錦糸卵にします。  エビ、イクラ、菜の花、錦糸卵、桜でんぷをのせ、完成です。  卵の黄色、桜田夫のピンク春を、菜の花の緑がこれから春を迎え、暖かくなり新緑の力強さを感じます。  ひな壇にお供えをしました。  ちらし寿司、ぬたとホタルイカの味噌あえ、ハマグリの潮汁、春満開の料理となりました。  お供え後、お手伝いいただいた皆様と美味しくいただきました。  おこしものってご存じでしょうか?  愛知県の桃の節句に供えられる和菓子で、熱湯でこねた米粉を木枠に入れて、蒸します。  それを焼いて砂糖醤油をかけて食べるのが一般的です。  今回はいつもお手伝いいただく信者様が木型を貸してくださり、作り方を教えていただきました。  鯛や富士山などの形や黄色や赤、緑の色粉が春を感じさせます。  おこしものは翌日の朝、焼いて、砂糖醤油をつけて食べました。  美味しかったです。

節分の恵方巻

 今年の節分は124年ぶりに2月2日だそうです。  節分の日に恵方巻を食べる習慣となったのはいつごろからでしょうか。調べてみると1998年ごろにイオンが恵方巻を大々的に宣伝してから全国的に広がったようです。大企業の影響はとても大きいものだなと感じました。  この文化は大阪発祥といわれており、恵方に向って願い事をしながら丸かじりし、言葉を発せずに食べきることができたら願い事がかなうといわれております。  令和3年の恵方は「南南東」です。  私もこの日に合わせて恵方巻を作りました。  今回も玉子焼きを具として使いますので調理しているところを撮ってもらいました。  恵方巻の具は七福神にちなんで、かんぴょう、きゅうり、だし巻き、うなぎ(穴子)、桜でんぷ、シイタケが一般的です。  今回はうなぎや穴子は使わずカニカマを使いました。  完成です。  海苔で巻いた恵方巻と薄焼き卵で巻いた恵方巻の2種類を作りました。  薄焼き卵の巻き寿司は私が生まれ育った三重県熊野地方の巻き方です。黄色なのでお子様には喜ばれるのではないでしょうか。  お手伝いいただいた皆様と美味しくいただきました。  私の胃袋は大きい方ですが、さすがに1本丸かじりすることはできませんでした。  ご馳走様でした。  鬼は外、福は内  コロナよ~外へ~  次回をお楽しみに♪    岩岸正則 九拝 

大寒たまごのだし巻き玉子

 あけましておめでとうございます。  本年もよろしくお願いいたします。  先日、とある知人より「透玄寺のブログを見ている人多いのだよ」と聞きました。  いろいろ私なりに試行錯誤をしていましたが、慣れないため、なかなか続かないのが現状です。  ではどんなことであれば続くのかと思案し、私が好きなことであれば気軽にできるのではないかと考え、料理をあげていくことにしました。  私、実は料理が得意です(食べるのはもっと得意です)。  不定期ではありますが、長く続けることができるように頑張りたいと思います。  1月20日は一年で一番寒さが厳しい一日とされ「大寒」といいます。  大寒たまごというものがあり、大寒の日に生まれた卵を食べると、一年を健康に暮らせるといわれ、古来より珍重されてきたそうです。  第1回目はこの卵を使って、透玄寺名物のだし巻き玉子を作ってみます。  それぞれご家庭の味がありますので、レシピや作り方などは料理本やネットで調べてください。  先に言っておきますが、今回の失敗は料理の過程を写真で納めるのを忘れておりました。    次回は本当に私がやっているのかを証明するためにも料理最中の写真を掲載します。  私はだし巻き玉子を焼くときは銅製の玉子焼き器を使用しています。  21㎝角サイズですので女性には少し扱いづらいかもしれません。  銅は熱伝導率がよく、保温性に優れているので、卵に均一に火が通り、ふんわりとした玉子焼きに仕上がります。  大寒たまごのだし巻き玉子の出来上がりです。  透玄寺で作るだし巻き玉子は「透玄寺」の焼き印を入れます。  焼き印を入れると有名老舗料亭の料理に見えます。  断面はこんな感じです。  味は当然、私が作ったのでとても美味しいです。  これで新型コロナウィルスに負けず、一年間元気に過ごせます。  ご馳走様でした。  次回をお楽しみに。      岩岸正則 九拝